どうも、旧車は好きだけど維持できるか不安で手を出せないバイクBOTです。
今回はみんな大好き族ヘルについてお話していきたいと思います!
族ヘルとは
今でこそ当時の暴走族が被っていたっことから族ヘルと呼ばれていますが、1970年代くらいの年代のオーソドックスなフルフェイスヘルメットのことを指す言葉です
その時期の有名な国産車としてはZ1やZ2、GT380やナナハンFour、ヨンフォア、バブなんかですね。
族ヘルが旧式化してきていた80年代のCBX400FやRZなどのバイクのライダーが被っていることもありますが、80年代に安価な中古品が多く出回っていたことに加え、暴走族が盗んでくるヘルメットには旧式の族ヘルも多かったことからそれを被るライダーが多く、そういうスタイルとして定着したものだと思われます。
族ヘルが似合うバイク
前述の通り古い形のヘルメットなので基本的には古い形のバイクに合わせるのが最もしっくり来ます。
国産旧車は勿論のこと、族ヘルの発祥はBELLやBucoといった海外メーカーのヘルメットなので、アメリカンやオールドルックと呼ばれるSRに代表されるようなシンプルなバイクにも似合うでしょう。
また、色物ですが旧原付と呼ばれる古ーいスクーターにもよく似合います。
現在購入可能な族ヘル
ネオヴィンテージ レトロスタイルフルフェイス
今一番手を出しやすい族ヘルはNEO VINTAGE の物だと個人的には思います。
様々な形のものがラインナップされており、好みの形、カラーリングの族ヘルが見つかるでしょう。
一万円台前半という安い価格で国内規格にも合格しており、特段こだわりが無ければこれを選んでよいと思います。
BELL STAR 2
本家本元、BELL STARの復刻版、STAR 2 です。
現在は品切れの状態が続いていますが、時たま並行輸入のものが売られていることがあります。
また、値段こそ高いですが安全性はかなり高い水準を誇り、国内JIS規格程度はクリアしていると考えて良いでしょう。
欠点として海外メーカーのものだけあり日本人の頭の形に合わない、ということが良くあるようです。
国内メーカーのもの以上に試着が重要になりますね。
立花・GT750
スズキの大型バイクみたいな名前の族ヘルです。
立花さんはショウエイやアライに知名度こそ劣りますがかなり古株の老舗ヘルメットメーカーで、族ヘルが一般的だった時代からずっとヘルメットを作り続けています、現在では立花はコルク半や族ヘルのパイオニア的な扱いを受けており、ヤンキーには抜群の知名度を誇ります。
追記 悲しいことに絶版となってしまったようで、現在ではプレミア価格が付いてしまっています。
オーソドックスな族ヘルは他にもありますが、紹介していたらきりが無いので割愛します
気になる方はAmazonなどで
レトロ フルフェイス
と検索すると沢山出て来るので探してみてください。
ここからは少し毛色の違うおしゃれめな族ヘル(?)を紹介していきたいと思います。
DAMTRAX・AKIRA
スリムなジェットヘルメット、JET D を製造していることで有名な国内メーカー、DAMTRAXのヘルメットです。
私もこのメーカーのブラスター改というヘルメットにお世話になってます。
このヘルメットは 映画 AKIRA をイメージして製作されたようなのですが、劇中の主要人物はノーヘルだったような気がするのですがヘルメットを被っている人居ましたかね?
序盤のアメリカンぽいのに乗った集団とかでしたっけ?
ともかくレトロな外観のわりに古臭さは感じない洗練されたデザインはカフェレーサーやアメリカンを始め、様々なバイクとマッチすること間違いなしです。
マルシン・DRILL
廉価ながら高い安全性を誇るヘルメットを製造していることで一定の知名度を誇るマルシンのヘルメットです。
ガワだけでなく内装の質感にまでこだわっており、全体の完成度はかなり高くなっています。
SHOEI・グラムスター
紹介するまでも無い国内最王手メーカーの一つ、ショウエイのネオクラシックヘルメットです。
族ヘルとは呼べないでしょうが、軽さ、機能性、安全性、どれをとってもトップクラスで、金銭的に余裕がある場合はこれを選んどけば間違いないです。
ちなみに族ヘルとは一ミリも関係ないですが、SHOEIからはアメリカンなどに似合うEX-ZEROというヴィンテージオフロードスタイルのヘルメットも販売されています。
BELL BULLIT
個人的にBELLの中でも特におしゃれだと思っているブリットです。
アメリカンから国産旧車、その他古めのバイクには大概似合うでしょうし、同じく安全性の高い国産のヘルメットブランドとは違い頻繁に他人と被ることはありません、少々値は張りますが、全然買う価値はあると思います。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
最後にちょっとしたライフハックなんですが、インスタグラムで
Caffe racer
や
Bobber
などのバイクカスタムのスタイルを検索すると本場欧州や米国のカスタムやライダーの服装なんかが沢山出てくるので、それを参考にするとバイクもライダーも両方かっこよくなると思います。是非お試しください。
では。
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