どうも、最近寒すぎてブログもBOTの更新も疎かにして布団に籠もっているバイクBOTです。
今回は2ストロークエンジン搭載の原付についてのお話です。
未だに人気が高い2stの原付
臭くて燃費も4stより悪い2stのどこに魅力があるのか語って行きたいと思います。
2stの利点
まず語らなければ行けないのが4stに比べ速いという点です。
2stのバイクは比較的新しいもの(90年代~2000年代)のものであれば大概5馬力以上のエンジンを搭載し、リミッターカットのみで60km、高性能なものでは70kmに迫る最高速を叩き出す車種ばかりなのです。
チョイノリ等の色物は勿論遅いですが…
スズキ・チョイノリ
スズキの50ccスクーター新車59,800円という化け物じみた安価さで人気を博した原チャリ。
この可愛らしい見た目と元が非力なのが相まってか、よく変態バイク好きおじさん達に250ccにされたり、V100エンジンを搭載されるなどの魔改造を施されている。 pic.twitter.com/jTgV0Nmkep
— 適当に語るバイクbot (@henken_bike) August 13, 2020
駆動系や給排気系などを見直すことで時速100km以上の速度を叩き出すことが出来る原付もかなりの種類存在するのですから面白いです。
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代表的な車種
ホンダ・Dio
いわずと知れたホンダの原付の代表格です。
2003年以降は4stになりましたが、昔は2stでした。
初期Dioと呼ばれるAF18/25型
スーパーディオと名づけられたAF27/28型
2stのディオとしては最後発となるAF34/35型のライブディオ
があり、今現在最も人気が高いのは三代目のライブディオになります。
そして、そのライブディオの中でも頭一つ抜けて人気が高いのがZXというスポーツグレードのモデルにで、登場以来人気が衰えることは無く平成のヤンキーの必需品であり続け、令和となった今でも絶大な人気を誇ります。
ホンダ・ライブディオ
第三世代のDioとして発売されたスクーター、先代や初代と同様若者に売れに売れた。
特に人気なのがZX(AF35)で、脅威の7.2馬力エンジン搭載。
ヤンキーに人気で、チバラギ辺りを夜遅くにうろついていると、どこからともなくこいつに乗った猿が現れる。 pic.twitter.com/MaKcGtTcBu— 適当に語るバイクbot (@henken_bike) June 19, 2020
因みにZXというグレードは先代のスーパーディオの時代から存在しています、どちらも7馬力超の速いマシンとなっています。
ヤマハ・JOG
1983年に発売された初期JOGから現代まで生産されつづける前述のDioと双璧を成す原付スクーターの代表格です。
リモコンジョグと呼ばれるモデルを最後に4stとなりましたが、4stになってからも2018年まで生産されていた
ZR
と呼ばれるスポーツグレードが人気です。
リモコンジョグベースのZR、今では見かけるZRは4stのモデルばかりで、最終が2006年でも高年式とは呼べないくらいに時は進んでいるのだなと痛感するばかり。
3YK型のZR、令和にもなるとヤンキーと言うより走り屋に憧れた人間が所有するイメージが強い。
因みに一部の人間の間ではヤマハは2stに強いとされており、縦型エンジンのJOGはDioなどより速くなるとかならないとか。
スズキ・レッツ2 / ZZ
上記2車種に比べると少し人気は見劣りしますが、安価でかっこいいのがレッツ2です。
発売当初の新車価格はキュウキュッパ(¥99.800)でした。
レッツ2ベースで国内生産としては珍しい12インチホイールを装備したZZは原チャの中でも人気の部類に入り、ZX、ZR、ZZの三大巨頭は未だに人気が衰えません。
デメリット
燃費が悪い
比べるのも酷な気がしますが、4stと比べたら勿論燃費が悪いです。
代償に速いと考えれば受け入れられなくも無いですが、足としては4stの方が良いのかも知れません。
それでもリッター20程度は走りますので十分低燃費かなとも思いますが主観故なんとも…
臭い
2stはオイルを撒き散らしながら走るため非常に臭いです。
又、純正のマフラーでは起こらないことですが、上に伸びているタイプのチャンバーを付けるとオイルが飛び散り服につきます(友人談)
因みに2スト乗りの間では有名な話なのですが、オイルによってバイクの寿命や性能に影響が出ることがあります、そこで古より伝わる伝承のお話なのですが、ヤマハの青缶を使うと性能の向上や寿命が延びるなどの効果が期待できるそうです。
↓ヤマハの青缶
まとめ
4stは坂などで苦戦することすらあり、乗っていて後続車の迷惑になっていないか等不安が付きまといますが、2stは速いのでストレスフリーです。
50ccを買うなら2stにしましょう。
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